逆子治療

昨日も初診で35週の妊婦さんが逆子の治療にみえられました。
今迄、市販のお灸を薬局で買って32週ぐらいからされてらしたそうですが、逆子が治ってくれないので心配してこられたようです。
取穴する時もずっと見てられてて、若干の今迄ツボだと思ってされてたところがずれていたようだとおっしゃってられました。
やっぱり正確にツボは取らないと効いてくれません。

今日は少しお灸について説明したいと思います。

例えば、三陰交、至陰というツボが逆子の特効穴だと紹介されていると思いますが、三陰交だと、内くるぶしから上へ3寸のところの脛の内側の骨の際と説明されているところがほとんどだと思います。ちょうど手のひらを下に向けて指を閉じた状態で指の第二関節の人差し指から小指までの長さですが、個人差があり、正確にはツボの位置も変わってきます。丁度内くるぶしから上3寸のところを指で探し少し周りと違う窪んでいる、あるいは感覚的には少しふにゃっとしたところです。
なかなか、素人では区別がつかないと思います。熟練した感覚がいります。

それと、お灸と一口で言っても市販のお灸と専門の治療院でするお灸は種類が違います。
たかがお灸ですがされどお灸です。構造が単純だから奥が深いです。

お灸には大きく分けて、”有痕灸、無痕灸” がありますが、有痕灸とは読んで字のごとく跡が残るお灸です。もぐさを糸状にしてできるだけ跡が残らないようにしてする治療院が多いと思いますが、強い刺激が必要な時とか。ウオノメとかの治療によく使います。

無痕灸は一般に使うお灸です。
その中でも、知熱灸、温灸、隔物灸などと分けて呼ばれています。

薬局などで売っている市販のお灸は温灸の部類に入ります。もぐさを台座を用いて患部から少し距離を置いて遠赤外線を利用して温めることを主眼に置いたお灸です。

次に隔物灸は、聞かれたことがあるかと思いますが、生姜やにんにくを敷いた上にもぐさを据えて使うものです。

当治療院で扱っているお灸の種類は知熱灸の部類に入ります。
知熱灸とは、やり方は有痕灸に準じますが、後が残らないように最後までもぐさを焼くことはせず、8分くらいで刺激が来たら消すというお灸です。
ですから、ちゃんとお灸の刺激が得られ、温かみも感じ、なおかつ跡が残らないというお灸です。

なので、自分でやるお灸はあくまでも補助的な効果しかないので、まずは治療院でやってもらいましょう。

次回はお灸の作用機序について少し詳しく説明したいと思います。

いしばし鍼灸治療院


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